目的からしっかりとエアコン選んでいますか？
今の時代、どこの家庭にも必ず１台はエアコン設置してありますよね？
突然ですが、あなたの家のエアコンは誰がどんな目的で選びましたか？
急にそんなこと言われても困ってしまいますよね。
というのも、エアコンを買う時ってけっこうお店の人の言いなりになってしまうことが多いからなんです。
例えば、テレビを買う時ってどれくらいの大きさのテレビにしようってある程度決めてから行きますよね。
掃除機を買うときは、通常タイプかコードレス、紙パックにしようかサイクロンにしようかってある程度考えますよね。
電子レンジを買う時も、ターンテーブルありかなしかくらいは決めていきませんか？
では、エアコンの場合は？
ほとんどの方がエアコンをつける部屋の畳数の中から、お店の人のおすすめ通りに選んでいませんか？
おすすめのエアコン、ぶっちゃけ話
わたしの家族は以前、家電量販店で働いていました。
ここからは、家電量販店の裏の顔をぶっちゃけていきます。
あなたもこんな経験ありませんか？
家電量販店Aに行ったら、パナソニックのエアコンをごり押しされた。
値段を比較しに家電量販店Bに行ったら、日立のエアコンがとにかくおすすめだと言う。
その日は一旦帰って次の週末にもう一度、家電量販店Bに行ってエアコンを見ていたら、前回とは別の店員がダイキンのエアコンがおすすめだとごり押しをしてくる。
きっと何人かの方は、こんな経験を味わったことがあるはずです。
ここで私の言いたい事は、家電量販店の店員の言うことを鵜呑みにしては危険だということです。
行くたびに違うエアコンを勧められる理由は、その時にそのエアコンが売れると儲かるからです。
週や月によってどのメーカーのエアコンを売れば儲かるかが変わります。
だから同じお店でも、違う週に行くと前回とは全く違うメーカーのエアコンを勧められたりします。
店頭で見るエアコンって、素人の目から見ると全部同じに見えてしまいますよね。
だから、店員さんのおすすめ通りに訳も分からず選んでしまう人が本当に多いんです。
向こうも商売ですから、それ自体が悪いこととは言いません。
でも、あとあと調べたら自分の家には他のメーカーの違う機種の方が用途が合ってたなんてことが起きてしまうかもしれません。
流されずにエアコンを選ぶには？
店員さんの言いなりにエアコンを買わされてしまわないようにするには、やはり他の電化製品同様ある程度の希望をしっかりと店員さんに伝えるべきです。
悪い言い方をすれば、なんの知識もなくエアコンを買いにくるお客様はお店にとってはいいカモなんです。
間違いなく、その日に売ると一番お店が儲かる機種を買わされてしまいますよ。
例えば、こんな経験ありませんか？
「今日はこのメーカーのエアコンがキャンペーンで本当にお買い得です。」
「１台購入するより、３台購入してもらうと２台目、３台目は半額で購入できます！」
「今日この場で決めてもらったら、あと１万円値引きします。」
何度も言いますが、向こうも商売ですからこれが悪いことだとは言いません。
でも必要ない機能のたくさんついた、金額の高い機種を無理やりに買わされてしまうのはどうなのかな？って私は思います。
あなたに合ったエアコン選び
店員さんの言うがままに、エアコンを買わされないようにするためには、多少のエアコンに関する知識をつけていく必要があります。
えっ、いちいち勉強してから行くのは面倒・・・
そう思ったあなた、、大丈夫ですよ。
勉強といっても、そんな難しいことではないんです。
たったこれだけのことを意識していくだけでも、店員さんの誘導に流されなくなります。
もう少し詳しく解説しますね。
あなたの家に必要なエアコンは何畳用？
そんな簡単なこといちいち意識していく必要あるの？って思いますよね。
実は、あるんです。
電器屋さんの店員（商売人）は、少しでも金額の高いものを売りたがっています。
例え、あなたが「６畳用」と言っても、金額の高い「８畳用」エアコンを進めてくる店員さんもいるでしょう。
日当たりのいい部屋や、木造２階のお部屋は、ワンランク大きいものを買わないと効きが悪くなりますよ。
確かに間違ってはいません。
でもそれは、その部屋にあなたがいる時間が長ければの話です。
一日の内、数時間しかいない部屋であれば、ワンランク上の大きさのエアコンを選ぶ必要はないでしょう。
そこの部屋では、どれくらいの時間エアコンを使う？
そこの部屋にいる時間が長く、１日合計で8〜10時間近くもエアコンを使うような部屋であれば、それなりの機種を購入しましょう。
エアコンの消費電力は、購入金額に反比例します。
要は、金額の高いエアコンは電気代が安く、金額の安いエアコンは電気代が高いです。
エアコンにかける金額は、使用時間とのバランスです。
何でもかんでも勧められた高級機種を買えばいいわけではありません。
エアコン使用時間の長い部屋にはそれなりの機種を、お客様が来た時だけエアコンをつけるような部屋にはお買い得モデルを、というように用途に合ったエアコンを選ぶようにしましょう。
もちろんお金に余裕があって、なんでも高級機種でなければ納得いかないという方は、そんな買い方をする必要はありませんけどね。
どのメーカーの、どの機能がお気に入り？
ここをしっかりと決めておくことで、お店の思惑には簡単に流されなくなります。
それによって、本当にあなたが気になるあなたの家にピッタリな１台を選ぶことができるようになります。
例えばですが、三菱のエアコンにしかついていない機能をお客様が気に入っていれば、本当は他のメーカーのエアコンを売りたくても、その機能がついていないエアコンは勧めずらくなりますよね。
いちいち調べるの面倒だわ
大丈夫です、そんなに難しくありません。
家の近くに電器屋さんがある方は、各メーカのエアコンのカタログをもらってきてください。
近くに電器屋がない、そんな時間がないという方は、ネット検索で「メーカー名 エアコン」（例：三菱 エアコン）と入力して下さい。
なにも、カタログやメーカーのHPを隅から隅まで目を通してくださいとは言いません。
カタログなら開いてすぐのページに、HPならTOPページに各メーカーの一番のこだわりがデカデカと記載されています。
その中から、あなたの気になる機能、お気に入りの機能を選ぶだけです。
各メーカーのカタログやHPのTOPに記載されている特徴は、基本的にはそのメーカーの高級グレードに搭載されている機能です。
そのため、この選び方はリビングや頻繁にエアコンを使用する部屋に取り付ける機種を決めるときの選び方の参考にしてください。
各メーカーの最も安く買えるモデルは、メーカーによる機能の差はそれほどありませんので、メーカーの好みや見た目で決めててしまってもそれほど大きな差は出ません。
まとめ
これからエアコンを買いに行かれる方は、是非参考にして下さい。
エアコンは他の家電製品とは違い、家に穴を開けたり工事をして取り付ける家電製品です。
一度購入したら気に入らないからといって、そう簡単には買い替えることはできません。
だからこそ、あなたに合った最高の１台をしっかりと選びたいものですね。
語弊がないように言っておきますが、金額の高いエアコンがダメ、安いエアコンが良いという意味ではありません。
我が家も１年前に新築で家を建てた際に、エアコンを５台同時に買いましたが、５台で９０万近くかかりました。
旦那さんが家電製品大好きな人なので、すべての部屋にそれなりの機種をつけました。
確かに安いエアコンに比べると、効きもすごく良くて電気代も安いです。
フィルターのお掃除機能も付いているし、カメラが人のいる場所を検知して効率よく冷房・暖房を運転してくれます。
最初はわたしも反対していましたが、今となっては結果よかったのかな、とも思っています。
ちなみに旦那さんは、購入前に各メーカーのエアコンのカタログを穴が開くほど毎日見て勉強していました（笑）
そのおかげもあって、我が家にピッタリのエアコンが買えたと思っています。
あなたもエアコンを買われる際は、是非自分のお気に入り機能の付いたあなたの家にピッタリなエアコンを選んでください。
また、エアコンクリーニングを定期的に行うことで大切なエアコンをより長く清潔に使えます。
３年以上クリーニングをしていないエアコンの中は、油やホコリ、ダニの死骸や糞で真っ黒ですよ。
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