衣類が黄ばむ原因はなに?
- 冬の間にしまっておいたTシャツやブラウス
- 夏の間にしまっておいた冬用のコート
シーズンが訪れていざ着ようと思って出した時に、黄ばんでいてショックを受けたことありませんか?
わたしはこの黄ばみのせいで、お気に入りの白いコートをダメにしました。
衣類が黄ばむ原因は、ズバリ皮脂汚れです。
一見汚れてないように見える衣類にも、汗や皮脂汚れは付着しています。
この汚れが時間をかけて空気中の酸素と結びついて酸化し、黄ばみとなって衣類に現れます。
酸化っていうと難しく感じますが、私たちの身の回りでもよく起こるあの現象です。
- 切って置いておいたリンゴの断面が茶色く変色
- 出しっぱなしのバターの表面が黄色く変色
- 鉄製の小物入れが、茶色く変色
衣類の黄ばみを防ぐ方法はあるの?
衣類の黄ばみを防ぐには、衣類をしまう前に付着している皮脂を取り除くことです。

コートはさておき、Tシャツやブラウス、旦那さんのYシャツはしっかり洗濯後にしまったわ。
それでも、黄ばんでしまったのはなぜ??
あなたにもこんな経験ありませんか?
実は、しっかり洗濯した衣類にも汗や皮脂汚れは残っているんです。
油汚れである皮脂汚れは、普段の洗濯ではなかなか落ちにくいんです。
この落ちずに残ってしまった皮脂汚れが、時間をかけて空気中の酸素と反応し黄ばみに変わります。
長期保存前に確実に皮脂を落として黄ばみを防ぐ
普段のお洗濯時に、洗剤を何種類も使用したり、わざわざ浸けおき洗いをするのは正直面倒ですよね?
本当は、継続的にケアするほうが効果的なのはわたしもわかっています。
でも、仕事や家事、子育てに追われてとてもそんな余裕はありません。
そんな人は、長期的に衣類をしまう衣替え前のタイミングで一気にやってしまいましょう。
先ほど話した通り、通常のお洗濯では油汚れである皮脂汚れを完全に取り除くことはなかなかできません。

そこで活躍するのが、酸素系漂白剤。
わたしは花王さんの「ワイドハイターEXパワー」の粉タイプを使用しています。
酸素系漂白剤には、「粉末タイプ」と「液状タイプ」がありますが、漂白力は粉末タイプの方が強力です。
いくつかの酸素系漂白剤を試しましたが、ワイドハイターが一番効果があったように感じました。
また、価格が手ごろなのもポイントです。
使用方法は簡単!
ここで一番重要なポイントはお湯を使うこと!
酸素系漂白剤は40〜50度くらいの温度のお湯で最も効果を発揮します。
水でも使用できますが、効果が半減してしまいます。
ウールや絹素材の衣類には、酸素系漂白剤は使用できませんので注意してくださいね。
浸けおきが終わった衣類は、洗濯機で通常通りお洗濯します。
たったこれだけするだけで、黄ばみを落とし、長期保管しても黄ばみにくい状態に衣類をすることができます。
コートやジャケットなど、自宅が洗うことが難しい衣類は潔くクリーニングに出しましょう。

わたしのようにコート1着を黄ばみでダメにしてしまうことを考えれば、クリーニング代なんて安いものです。
まとめ
大切な衣類を黄ばみから守るためには、皮脂汚れをしっかり除去することが重要です。
また長期保管する衣類の敵は黄ばみだけではありません。
これらからもしっかり衣類を守ることが大切ですね。
お気に入りの1着や、かさばる冬物のアウターなどは保管をしてくれるクリーニングサービスに出すのも便利ですね。
イオングループのカジタクは、保管付き宅配クリーニングで人気です。
アパレル使用の専用倉庫で、大切な衣類を最大で9カ月も預かってくれます。
ここなら、黄ばみ・色あせ・虫食い・カビ・・・すべての心配をする必要はありませんね。
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