布団にはダニがいっぱい
どこの家庭にも、必ずダニはいます。
その中でも最も多くのダニがいるのが布団です。
布団はダニにとってまさに理想の環境なんです。
人間は寝ている間にも毎日コップ１杯分の汗をかきますので、布団の中はダニの住みやすい湿度の高い環境です。
ダニの食料は、人間のフケやアカ。
毎日寝る布団には、ダニのエサとなるフケやアカが大量に落ちています。
人を刺す（噛む）ダニって、実は種類が決まっているんです。
布団に多く存在する「チリダニ」というダニは人を刺すことはありません。
でも「チリダニ」が大量に発生すると、それを餌とする「ツメダニ」がやってきます。
このツメダニは、人を刺すダニです。
布団には、数十万匹ものダニが生息していると言われています。
想像しただけで、気持ちが悪くなりますね。
自宅でできるダニ駆除対策
ダニを放置しておくと、アレルギー症状を引き起こしてしまったりダニに噛まれたりと、何一ついいことはありません。
あなたも今日から早速、ダニ駆除を始めていきませんか？
布団に湿気を溜めこまない
まずはダニの好む環境をなくすことから始めて行きましょう。
ダニが大好きな布団の湿気は、布団を干したり布団乾燥機をかけることで逃がすことができます。
定期的に布団を乾燥させることで、ダニの住みにくい布団にしていきます。
日中仕事で布団が干せない方や、花粉症の方は布団乾燥機を１台購入することをおすすめします。
布団乾燥機は、安いものであれば4,000円前後から購入できます。
布団に掃除機をかけましょう
布団にはダニの死骸や糞が大量に落ちています。
この死骸や糞によってアレルギー症状が引き起こされることがあります。
子どもに多い「ハウスダストアレルギー」とは、言い換えればダニアレルギーです。
布団にこまめに掃除機をかけることで、ハウスダストの原因となるダニの死骸や糞を撤去します。
また同時に、ダニのエサとなる人間のフケやアカも除去することができますので一石二鳥ですね。
ここで使用する掃除機は、通常の掃除機で構いません。
ヘッド（先の部分）だけ、Amazon等で1,000円前後で販売している布団用ノズルにすれば問題ないです。
布団掃除機として有名なレイコップですが、レイコップにダニを殺す機能はありませんので無理して買う必要はないです。
そもそも掃除で吸えるのは、ダニの死骸や糞であって、生きているダニを吸うことはできません。
ダニを誘い出す
ダニの死骸や糞は、掃除機で除去することができます。
厄介なのは、生きているダニの除去です。
生きているダニは、布団を干しても温度の低い布団内部に逃げてしまうし、掃除機をかけても布団の繊維にしっかりとしがみついていて吸うことができません。
本当に厄介ですよね。
生きているダニを布団から誘いだして除去するために便利なのが、ダニ取りシートです。
布団の下にダニ取りシートを敷いておけば、生きているダニは勝手にシートに集まってきます。
一度シートに集められたダニは、シートから逃げることができませんので、あとはシートごと捨てるだけです。
ダニ取りシートを継続して置いておくだけで、簡単に布団のダニ対策ができます。
ダニ取りシートの販売で有名なのは「ダニピタ君」と「ダニ捕りロボ」です。
布団を丸洗いする
もう何年も同じ布団を使用していて、一度も洗ったことがない場合は思い切って布団を丸ごと洗ってしまいましょう。
布団を丸洗いすることで、長年布団に染み込んだ汗や汚れ、フケやアカ、ダニの死骸や糞を洗い流すことができます。
布団の洗濯表示を見て、水洗い可能であればコインランドリーなどにある大型の洗濯機で布団を丸洗いします。
コインランドリーに布団を持っていけない方や、そんな時間を取れない方は業者による布団クリーニングを利用しましょう。
布団の種類に合わせた洗濯方法、乾燥方法をしっかりと行ってくれますので、個人で洗濯した時のようなトラブルも発生しません。
おすすめは、自宅まで布団を取りに来てくれ、クリーニングの終わった布団をまた自宅まで届けてくれるイオングループのカジタクです。
利用者も多く、料金も一律ですので安心してお願いすることができますよ。
まとめ
布団には本当に多くのダニがいます。
正直これをゼロにするのは難しいです。
でも何もしないで放っておいてもダニが減ることはありません。
むしろ繁殖を繰り返して増えていく一方です。
あなたの布団も、しっかりとダニ対策をすることでダニの繁殖を防ぐことができます。
特に幼いお子様がいる方は、注意してくださいね。
ダニによるアレルギーは、大人より子どもの方が出やすいです。
またダニは柔らかい肌を狙って刺し（噛み）ますので、当然大人より子供の方が刺されやすくなります。
記事内で紹介した商品やサービス
